竿掛け改造 

釣り箱 竿掛け改造

普段、サヨリ釣りなどに使っている釣り箱には竿掛けを取り付けてあります。実際に使い込んで、竿掛けの長さが足りないと感じます。竿掛けに竿を置く時に、元竿受けに引っ掛けますが、少し面倒です。
今使っている竿掛けは、ステンレス丸棒を加工した物です。手軽に手に入る物としては、今の長さが限界です。ステンレス丸棒に竹竿を継ぐ事も考えましたが、手持ちの竹竿がありません。竹を刈るには良い時期ですが、刈り取った後の処理が面倒です。
オークションを眺めていますと「折りたたみ式竿掛け」が出品されていました。これなら、少しの手を入れれば何とかなりそうです。\1,500でしたので、2個購入しました。

竿掛けは、伸縮式で145cm迄伸びます。強度的に不安ですし、先端の竿受け部分は回らないか心配です。アンカー部分は

です。この部分を、

のように加工します。アンカー部分を曲げずに使う事も考えたのですが、釣り箱の取り付け部分に苦労した記憶がありますので、取り付け部分には手を加えませんでした。もし失敗した時に、元に戻せると言う事も配慮しました。

釣り箱に取り付けた状態です。竿掛けの角度はラチット式で変更可能です。
そして、改良前、改良後の写真です。改造後は、元竿受けの上に置くだけで良くなっています。

制作時間は、1時間ほどでしたが、考えている時間は数日です。最近、手を付けるまでに時間が掛かる事が多いです。若い時のように、即断即決とはいかないです。
これで少し使い込んでみます。壊れた時でも、アンカーなどの部分は使えるでしょうから、そこから直せば良いでしょう。

竿掛け延長

竿掛けですが、5mクラスの竿を置きますと竿尻が浮き上がります。竿掛けの軸が短いのです。どうやって延長するか悩みましたが、アルミパイプを使う事にしました。外径14mm、16mm、肉厚1mmのパイプをネットで購入しました。日曜日の夜に注文すると、火曜日の午前中に届きました。最近の通販は早いですね。
外径14mmのパイプを少し削れば、外径16mmのパイプに入ると考えていたのですが、

少し苦しいです。手持ちの外径16mmのステンレスのパイプを試して見ますと、少しガタ付きますが使えそうです(使えそうなのはパイプ注文前に確かめていました)。

切断して(切断自体は簡単なのですが、バリ取りが面倒でした)、ドリルで穴を開け、ネジを切ります。ここで失敗、ネジ穴がすぐ潰れてしまいました。4mmのネジ穴は駄目になりましたので、5mmのネジ穴を丁寧に開けましたが、すぐに使えなくなりそうです。肉厚1mmのアルミではネジ穴は無理かも知れません。駄目になった時は、パイプに詰め物(アルミ棒は手持ちがあります)をしてネジ穴を開ける事にします。

取り付け部分とコネクター部分です。

畳んだ時の長さは90cmほどです。このまま竿袋に入ります。延長部分は取り外せるように作っていますが、普段は延長部分を付けたままにしておけば良いでしょう。

ステンレスパイプとアルミパイプを接着剤で固定して、完成です。所要時間は1時間半ほどでした。竿掛け部分を最大に延ばすと190cmほどになります。もしかすると、6mクラスの竿でも使えるかも知れません(6mクラス用にもう一つ作る予定でしたが、作らなくても良いかも)。

竿掛け 先端加工

加工と言うほどの物ではありません。先端部で竿を置く所にフェルトを貼り付けていました。しかし、1日でフェルトが擦り減ってしまいました。
ホームセンターに厚さ1.5mmのスポンジがありましたので、貼り付けて置きました。

竿掛け再延長

6mクラスの竿でも使えるように、別の竿掛け延長部分を作りました。竿掛け延長で作ったアルミパイプを長くしたものです。ついでに、タップ部は中にアルミの丸棒を入れ、ネジ部分が壊れないようにしておきました。